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ASC 非公開株式有限会社(英語:ASC Pty Ltd、旧称:Australian Submarine Corporation、日本語:オーストラリア潜水艦企業体〔『世界の艦船』1993年12月号、海人社。〕)は、オーストラリア南オーストラリア州アデレードのオズボーン(:en:Osborne, South Australia)に本社を置く造船会社である。ASCはオーストラリア政府などが出資して創設された企業である。 == 歴史 == オーストラリア潜水艦企業体はスウェーデンのコックムス社(コリンズ級潜水艦の設計にあたる)とシカゴ・ブリッジ・アンド・アイアン(:en:Chicago Bridge & Iron Company)のオーストラリア支店、ウォーマルド・インターナショナル(:en:Wormald International)、オーストラリア産業開発公社(Australian Industry Development Corporation)による潜水艦建造を目的とした合弁事業として創設された〔Yule & Woolner, ''The Collins Class Submarine Story'', pp. 76-80〕。 造船所は南オーストラリア州アデレードのオズボーンにあるポートリバー(:en:Port River)の未開発地区に建設される〔Jones, in ''The Royal Australian Navy'', p. 244〕。1987年6月29日に建設が始まり、そして1989年11月に開設された〔〔Yule & Woolner, ''The Collins Class Submarine Story'', p. 127〕。建設予定地について、南オーストラリア州政府は労働組合によって生じるすべての問題を最小限に抑えるため、この場所を選定していた〔Yule & Woolner, ''The Collins Class Submarine Story'', pgs 87-8, 128〕。 1990年にはシカゴ・ブリッジ・アンド・アイアン社とウォーマルド・インターナショナル社は割当株式を売却した〔Yule & Woolner, ''The Collins Class Submarine Story'', pp. 181-4〕。それに伴い、株式はコックムス社とオーストラリア産業開発公社が買い取った。但しコックムス社の割当てのいくらかは、オーストラリア企業が発行株式の過半数を保有する必要があった為にジェームズ・ハーディ(:en:James Hardie)社が買い取った〔。2000年4月5日にはコックムス社保有分の株式が買い取られた。当時、ジョン・ハワード政権下で政府所有企業の民営化が推進されていたにも関わらず、国有化が成し遂げられた〔Yule & Woolner, ''The Collins Class Submarine Story'', p. 312〕。 会社名は潜水艦の建造および保守整備の専門企業として、そして海軍戦闘艦艇サプライヤーとしての位置づけを明確にするため、2004年10月1日に ASC Pty Ltd と改称された。ASCの社名は特に「伝統と実績」を認めるために選ばれた〔Chairman's Report,' in ''ASC Pty Ltd Annual Report 2004''〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ASC (オーストラリア企業)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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